太宰治の「斜陽」について

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先週からだったか今週からだったかは忘れましたが、太宰治の「斜陽」を読み始めました。
もうずいぶん読み進んだので、いつから読み始めたのか覚えていません。
私がそれくらいこの作品に夢中になっているということだと思います。

ちなみに、この本はずっと自宅にあったものです。
昔家族が買って、そのままになっていたのだと思います。
もう家族の誰も読む気配がないので、私が一人で読んでいます。


この作品は「かず子」とその母とかず子の弟、直治の没落人生を描いた物語です。
彼らはもともと家柄が良かったのですが、暮らし向きが思わしくなくなり転落していきます。
その様がとてもネガティヴに描かれています。読んでいると何だかとても気持ちが落ち込みます。
ですが人間とは本来こういう生き物だということを、太宰治は文学的なタッチで教えてくれたのだと思います。

私はまだこの本を読み終わっていません。
ですがとてもひき込まれる構成なので、7月中には必ず読み終わると思います。
夏目漱石の作品を読んでもそうですが、日本文学は本当に美しいと思います。
何でもデジタルになっている現代なので、こうして活字に触れる時間をこれからも大事にしていきたいです。